国の概要

Brunei map

Burunei map/「travel brunei」より引用
Burunei map/「travel brunei」より引用

ブルネイ・ダルサラーム国、通称ブルネイは東南アジアのイスラム教国でイギリス連邦加盟国です。

カリマンタン島(ボルネオ島)北部に位置し、北側が南シナ海に面するほかは陸地ではマレーシアに取り囲まれています。石油や天然ガスなどの資源を多く埋蔵しており、ASEANの一員になっています。

●国名:ブルネイ・ダルサラーム国/Brunei Darussalam

●国名の意味:「永遠に平和なブルネイ」

●人口:約41万人(2014年)

●面積:5,765㎢(三重県とほぼ同じくらい)

●人種:マレー系67%、中国系 15%、先住系諸民族 6%、その他 12%

●首都:バンダルスリブガワン/Bandar Seri Begawan

●宗教:イスラム教

    イスラム教67%、仏教13%、キリスト教10%、先住系諸民族固有信仰とその他 10%

●言語:マレー語(英語も広く使用される)

●通貨:単位はブルネイ・ドル(B$)。補助単位はブルネイ・セント(B¢)

    B$1=B¢100=約79円(2013/10/26 6:01 現在)

    紙幣はB$1、5、10、50、100、500、1000、1万。

    硬貨はB¢1、5、10、20、50。

    ブルネイ国内ではシンガポール・ドルが使える(コインは使用不可)

●服装:基本的には夏服。

    特に服装の制限はないが、肌を見せる服は好ましくない。

    日焼け対策と冷房対策が必要。

●日の出/日の入時刻:2013/10/31-11/3 日の出:06:05/日の入:18:02

●日本との時差:JST-1

●歴史:

現在の国家は15世紀に即位したスルタンを始祖とし、世界有数の歴史を持つロイヤルファミリーとして知られています。ブルネイのある東南アジアの島しょ部は、歴史的に見ると無数の少数民族社会、都市国家が互いに独立して発展してきたところです。ブルネイも4〜5世紀には天然の良港を持つ都市国家として成立していたと考えられます。宗教・文化的にはインド、後にイスラムの影響を強く受け、15世紀にはムハマンド・シャーが即位して現在に続く国家の基礎を確立。16世紀にはボルネオ島とフィリピンの南半分、インドネシアの一部までを含む海洋帝国として発展しました。17世紀以降、西洋列強の東南アジア植民地化の波の中で次第に領土を縮小。1888年に領土確保のために英国の保護領となる。第二次世界大戦中には日本軍の勢力下に入ったが、戦後は再び英国による統治に戻り、1984年に完全な独立国として主権を回復。東西の海上交易路のメインルートから少し外れていたことや、20世紀に石油が発見されるまで資源供給国としてあまり注目されなかったことなどから、激動の歴史が繰り広げられた東南アジアでももっとも平和で静かな時を歩んできた国の一つと言えます。 

<ブルネイへのアクセス>

空路での入国

日本からの直行便は乗り入れていない為、東南アジアの主要空港を経由します。

比較的便数の多いシンガポールや香港。その他にはシンガポール、バンコク、マニラ、香港、クアラルンプールなどからの路線があります。

【本調査の経路】羽田〜クアラルンプール(LCCT)〜ブルネイ

【本調査の経費】1人あたり往復6.5万円

船での入国

マレーシアのラブアン島より1日6便の高速艇エキスプレスボートが運航しています。

所要時間は約1時間(B$15)。08:00~16:30の間で運航されています。

陸路での入国

マレーシア国内からバンダルスリブガワンへの直行バスはなく、路線バスを乗り継いで入国します。
ミリ(マレーシア)→クアラベライト(ブルネイ)→セリア→バンダルスリブガワン
バスの乗車時間は合計で約4時間だが、乗り継ぎ時間も含めて同日中に着くにはミリを朝早めに出発する必要があります。

バンダルスリブガワンへのアクセス

空港から市内まで約8km離れており、車で約10分~15分。

タクシーは到着フロア前のタクシー乗り場に待機しています。

私たちは宿泊先のRaddison Hotelのあるバンダルスリブガワン市内中心部までB$25で行きました。

Overall Master Plan

Existing Land Use Plan

土地利用図(既存)
土地利用図(既存)

Proposed Land Use Plan

土地利用図(提案)
土地利用図(提案)

Proposed Light Rail Plan

交通路線(提案)
交通路線(提案)